【副業】する前に確認しておくこと【労働時間通算ルール】副業を禁止している会社は多い。

副業ちょっと待った!労働時間通算ルールは確認した?

副業を考えている皆さん。

安易に副業をはじめてしまうと現在勤めている会社のキャリアプランが崩れて

しまう可能性があります。

しっかり副業に関して確認してから開始しましょう。

なぜ副業を始めるのか?

副業は、新たな技術の開発や起業、お金を稼ぐため

そして第2の人生の準備として有益であるとされています。


また、若いうちから、自らの希望する働き方を選び、環境を作っていくことが

必要であり、副業のような多様な働き方の期待が高まっています。

令和においては、厚生労働省が副業を推進している

令和においては、厚生労働省が副業を推進している

厚生労働省の「副業に関するガイドライン」にて

人生100年時代を迎え、若いうちから、自らの希望する働き方を

選べる環境を作っていくことが必要である
 という旨の内容があります。

上記のガイドラインの文を私なりに解釈すると


 もう、一つの会社で、会社の言いなりになり、がむしゃらに働く時代ではない

 と政府がはっきり言っています。


麻生財務大臣、「老後に資金2000万が不足する」発言

麻生財務大臣、「老後に資金2000万が不足する」発言


2019年、当時の麻生太郎財務大臣は

これからは人生100年時代だと考え、

会社員退職後、公的年金だけでは毎月5万円の赤字が続き、

退職後30年で2000万円が不足すると示した。



多くのメディアが
・2000万も必要なのか?
・2000万も貯金はないぞ!

と批判した。  しかし、重要なのはそこではありません。

先ほどの麻生大臣の文言には続きがあり、



(続き)
それらの「計算結果」、「年金受給額の減少」を見据えて、

若いうちから積み立てや、分散、長期の投資などを考えていきましょう。

と言っています。

私はこう考えます。


会社から給料をもらい生活し、遊び、余ったお金を貯金するだけでは

老後にお金が足りなくなります。若いうちから資産形成をするべき。

お金を今の会社からの給料だけで増やすことができないなら

副業をしなさい。政府としても推進していますから。

勉強しなさい。


と解釈します。


間違っても、2000万なんか貯まるわけないだろ!

と怒って酒の席の話のツマミにしているだけではダメです。

政府がこのままではダメですよ!と警告しています。


終身雇用が崩壊し、外国の情勢も不安定な中、今までのように生活していては

お金が足りませんよと言っています。

国が何もしない人を見放しにかかっているのに、何も変わらないのはキケンです。

NISA、iDeCoなんかは税金なんかも優遇されていますので、取り掛かりやすいです。

じゃあ副業をやってみようとスタートするのはちょっと待った。

そんなに推しているなら、副業を調べてやってみるかと思ったかもしれませんが

ちょっと待った!

少し質問します。

・その副業の労働時間はどこから捻出しますか?

・36協定をしっていますか?


ここら辺を理解していないと、あとでトラブルになったりするので

気を付けてください。


※36協定は労働基準法第36条に基づく時間外労働に関する労使協定のこと
  企業が労働者に対してあらかじめ労働組合などと話し合いをすること。
  1日は8時間労働まで、週40時間までの法定労働時間を超える時間外等
  に関する内容を明記したもの。


次に、

労働基準法第38条第1項では、労働時間は、事業場を異にする場合においても、

労働時間に関する規定の適用については通算する。


と規定されています。  つまり、

あなたが行う副業の形態によっては、企業は労働者の副業先の労働時間も通算して

管理する必要が生じますので、副業の内容を事前に労使、双方でしっかり

確認することが重要になってきます。

簡単に説明すると、もともとAという会社で働いていたが、副業でBという会社で働くことに

なった場合 ※一日、8時間労働が基本となっていますので、

A社で6時間働いたら、B社では2時間しか働けなくなります。

B社で2時間を超えて労働したら、時間外労働になり、残業が発生します。

まとめ

できそうだと思ったらまず始めてみましょう。

・副業をはじめることはとてもいいこと!

・勤務時間のことも頭に入れて選択していこう。


副業を始めると、最初はお金にならなかったり、勉強してばかり、

時間を膨大に使ったりすることもありますが、長期的な目線で考えて

みましょう。短期的にすぐに稼げるというものばかりではありません。

できそうだと思ったらまず始めてみましょう。


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